その日の帰り、亮爾が駅まで送ってくれた。




「ありがとう。それじゃあ、またね」




「いいえ!また明日」




手を振って別れた私たち。




駅のホームに行くと…




「あ…優ちゃんだ」




1人かなって思って声をかけようとした時、浅海くんの登場。




早速デートしたんだ。




もう、帰りかな。




優ちゃんと浅海くん違う方向だし。




ぼんやり2人を見てると…




「……っ!」




2人のキスシーンを目撃。




頬を赤らめる優ちゃん。




優しい笑顔で微笑む浅海くん。