首元にある亮爾の顔。 なんか…良い香りがする。 本当にドキドキしすぎておかしくなっちゃいそう。 そして、亮爾の唇が肌に触れて、 甘い、痛みがした。 その痛みは一ヶ所だけじゃなく、場所を変えては、俺のものだと言わんばかりに紅い花が咲く。 恥ずかしさにドキドキ。 抜けていく身体の力。 いつの間にか私は、 ベッドの上にいた。 「亮爾…」 私の上には亮爾がいて…