次の日は、学校があった。 朝、玄関を出ると… 「おはよう」 「先輩!おはようございます!」 前田先輩が待っていてくれて… 「一緒に行こう?」 「はいっ!」 差し出された手に、手を重ねた。 恋人繋ぎ。 離れないように、絡めて繋ぐ手。 大きな先輩の手のひらに、先輩は男の人… 私って女の子なんだなって感じて、嬉しくて、けど、恥ずかしくて… けど、やっぱり、嬉しい気持ちの方が大きかった。