担任がちらっと光輝を見たのを見逃さなかった梨季は、

担任の横をすり抜けて光輝の後ろに隠れる。



「あっ佐野!」


「え? え??」



状況の分からない光輝は頭に?マークを浮かべている。



「佐野、お前ホント相川好きだな」


「これからは私のこと相川梨季って呼んでくれてもいいですよ?」



光輝の後ろから担任の様子を伺うように見る。



「じゃぁ相川梨季さん、この教材持ってってくれますか?」


「嫌」


「はえぇよ」



即答した梨季に担任も思わずツッコミを入れる。



「梨季、持ってってあげよ?

先生困ってるし…」



困ってるのは梨季の方だよ。


って言いたいけど、そんなこと言う光輝にストライクvv


可愛い過ぎw