冬の寒い屋上に来る人なんていなくて、
1人になるにはもってこいだ。
授業なんてくそくらえ。
今の梨季は無気力状態。
隕石落ちて来ないかなー
世界なんて滅びればいい。
それくらいに思う。
梨季には光輝の存在が大きいよ……。
光輝は梨季のこと好きでいてくれてると思ってたけど、
そうじゃなかったんだね。
光輝…………好きだよ。
梨季はバカみたいに光輝を思うことしか、
取り柄が無かったのに。
それさえ無くなったら梨季はもう、
梨季じゃないよ……。
梨季、考えるの苦手だから眠くなってきちゃった……。
もぅ…寝ちゃお………。
この寒さで寝たら……梨季どうなっちゃうん…だ…ろ……。