「応援してっから頑張れ?」



廉くんと大和くんにそう言われ、

2人に向かってうんってうなずく。



「ってかオレ話しに混じれてなくね?」


「今更?

大体お兄ちゃんなんか最初からあてにしてないし」


「なんだとっ!?」


「きゃーっ!

廉くん大和くん助けてー」



怒るお兄ちゃんから逃げるように、

廉くんと大和くんの後ろに隠れる。


その時の梨季は明日光輝になんて言おうかとか考えてたけど、

明日朝1番にあんなこと言われるなんて思わなかったんだ。