「今度会わせてね？」
「いつでも会わせてやるよ。
そだ。 じゃぁ梨季、明日会わせてやるよ。
で、梨季も彼氏連れてきな」
「えっ 廉くん急過ぎでしょ。
大和くんだって用事とかあるだろうし……」
「オレはいーよ」
「じゃぁ決まり♪」
「えっでっでもっ…」
もし明日光輝に中野さんのこと聞けなかったら、
梨季きっと嫌な気分になって光輝のこと連れて来れない気がするよ。
「明日オレらに紹介するなら、彼氏に聞かずにはいられないだろ？」
ニヤって廉くんが笑う。
廉くん、梨季の性格考えて言ってくれてるんだ。
「……わかった」
梨季も覚悟決めなきゃ。
それに聞かなきゃ梨季じゃないもんっ!
