何時間か経った。 俺も少し寝そうになって危なかった。 ガチャッ 「?」 階段を静かに下りると…… 買い物袋を持った女の人。 その人と目が合ったら俺だけ途惑った。 「えっぁっ……こ、こんにちは……?」 「君…」 「あ、はい…?」 「由岐ちゃんの………彼氏くん?」 「え、あぁ、はい」 「きゃぁあぁぁぁぁっっっ本当っっ!!??」 「っ!!」 由岐のお母さんは巨大な声を出して、 俺はこの声に肩をすくめた。