「お兄ちゃんは?」 「瞬?知らねぇけど?」 「そっか」 そんな会話が聞えた。 兄ちゃん、瞬っていうんだ。 「できました」 「ありがとぉ~美味そう」 と言って食べ始めた。 「うまっ♪」 そぅ言われると嬉しい。 「幸輔くん何か食べないの?」 「あ、いぇ…」 「ハヤシライスだったらあるけどなぁ」 「「食べる?」」 「ぁ……じゃぁ…少し…」 「はいはーい♪」 そぅ言って将也さんは立ち上がって火をつけた。