お土産屋に来た。
｢あ、これいいじゃん｣
｢かわいいっ♪｣
水色のイルカとヒトデのキーホルダー。
｢｢買う？｣｣
見合って一緒に笑った。
｢じゃぁ俺これ買ってくるね｣
｢え、あたしのはいいよっ｣
｢いいから。由岐は買う人いないの？｣
｢………………幸輔…｣
｢俺以外｣
｢………いるっ｣
そぅ言うとパタパタと軽く走って行った。
俺はイルカのキーホルダーを買うと、由岐を見た。
さっきの笑顔じゃなくて、無邪気で……
俺の好きな笑顔。
俺まで笑顔になれる笑顔。
由岐はそっちのほうが似合う。
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お土産屋に来た。
｢あ、これいいじゃん｣
｢かわいいっ♪｣
水色のイルカとヒトデのキーホルダー。
｢｢買う？｣｣
見合って一緒に笑った。
｢じゃぁ俺これ買ってくるね｣
｢え、あたしのはいいよっ｣
｢いいから。由岐は買う人いないの？｣
｢………………幸輔…｣
｢俺以外｣
｢………いるっ｣
そぅ言うとパタパタと軽く走って行った。
俺はイルカのキーホルダーを買うと、由岐を見た。
さっきの笑顔じゃなくて、無邪気で……
俺の好きな笑顔。
俺まで笑顔になれる笑顔。
由岐はそっちのほうが似合う。
