朝……に近い昼に目が覚めたら、橋田から長針短針が真上で重なり合う前に、打ち上げやるから出てこいと、自分勝手なメールが来ていた。



よくよく見ると、昼間にやんだからお前くるだろと気を使わせたのだろうか思い、OKの返送をしてから遅い着替えを始めた。




高校生の打ち上げといってもやはりお金はない。

カラオケか、安いファミレスか、誰かの家の、選択肢は3つのみ。


最初はカラオケに呼ばれた。
何時とははっきりとメールには書いてなかったのに、着いたらとっくに始まっていた。



橋田の名前をカウンターに告げたらそのカラオケ屋にある一番大きい部屋に通された。