リーフのつばさにラヴレター

と、いきなり向こうから聞き覚えのある声がする。



「おーい!何やってんだよ?!早くしろよ!」



橋田……橋田だ!よしっ!ここは1つ一芝居打とう!

早々と橋田のところまで走って行き、ぐいっと橋田の腕を引っ張った。



「こいよ!行くぞ!!」



「へ?」



有無を言わず無理矢理橋田をグラウンドに引っ張りだし、手をつなぐ。



借り物競争は人の場合、手をつなぐルールになっていた。なんでこんな奴と気持ち悪く手を繋がらなきゃならんのだと思いつつ、リレーに選ばれるだけのことはある橋田とゴールに向かって全力で走った。