こんなにも理央ちゃんに想われているいっくんはシアワセモのだな。
こうなったら……
いっくんには絶ッ対!
片想いの相手に告白してもらいたい。
振られたっていいと思う。
スキなら気持ちを伝えなきゃ…… イケないと思うから。
「あたしね……」
「うん?」
今まで静かに抱き着いていた理央ちゃんが静かに口を開いた。
「あたし、告白する気なんて無かったの。
どうせ、告白したってあたしには勝ち目が無かったの」
どうしてそこまで分かるの?
あたしは絶対にいいと思うんだけどな……
「樹くんに好きな子がいるって知っていたの」
「……… えぇーー!!
理央ちゃんはいっくんが片想いしているって知っていたの?」
それに驚きなんだけど。
あたしなんていっくんに『好きな子がいる』って言われるまで知らなかったんだよ?
それも、一時間前に……
こうなったら……
いっくんには絶ッ対!
片想いの相手に告白してもらいたい。
振られたっていいと思う。
スキなら気持ちを伝えなきゃ…… イケないと思うから。
「あたしね……」
「うん?」
今まで静かに抱き着いていた理央ちゃんが静かに口を開いた。
「あたし、告白する気なんて無かったの。
どうせ、告白したってあたしには勝ち目が無かったの」
どうしてそこまで分かるの?
あたしは絶対にいいと思うんだけどな……
「樹くんに好きな子がいるって知っていたの」
「……… えぇーー!!
理央ちゃんはいっくんが片想いしているって知っていたの?」
それに驚きなんだけど。
あたしなんていっくんに『好きな子がいる』って言われるまで知らなかったんだよ?
それも、一時間前に……



