あれっ? あたし、さっきあげたけど……
あの時はいつもと同じだったの?
それにいつも音量が8なのに、今日は12って……
もしかして…… ねえ。
「まおちゃん……」
「理央ちゃん」
理央ちゃんも同じ事を思ったみたい。
座っているあたしを見下ろすように見つめるその目が全てを物語っている。
まだ確証を得たわけではない。
ただ今朝になって突然感じる異変。
まだ小さい異変だ。
「まおちゃん、病院に行った方がいいよ」
「でも……」
「まおちゃんっ!
また入院するようになるかも知れないよ」
「………」
理央ちゃんの言っている事は正しい。
でも、せっかく治療が終わったのにまた病院通いとか……
そんなの、イヤだ!
「まおちゃんっ!」
理央ちゃん、分かって。
今まだ何とも言えない状況なんだよ。
だから、少しだけ様子を見させて。
あの時はいつもと同じだったの?
それにいつも音量が8なのに、今日は12って……
もしかして…… ねえ。
「まおちゃん……」
「理央ちゃん」
理央ちゃんも同じ事を思ったみたい。
座っているあたしを見下ろすように見つめるその目が全てを物語っている。
まだ確証を得たわけではない。
ただ今朝になって突然感じる異変。
まだ小さい異変だ。
「まおちゃん、病院に行った方がいいよ」
「でも……」
「まおちゃんっ!
また入院するようになるかも知れないよ」
「………」
理央ちゃんの言っている事は正しい。
でも、せっかく治療が終わったのにまた病院通いとか……
そんなの、イヤだ!
「まおちゃんっ!」
理央ちゃん、分かって。
今まだ何とも言えない状況なんだよ。
だから、少しだけ様子を見させて。



