それは全てを終わらせるチャイムが教室に響き渡った。
――― キーンコーンカーンコーン。
「終わったー」
これで、全科目終わったー。
やっと自由だ!
テストがやっと、終わり今日は午前中で終わり。
テスト勉強は…… そりゃもう苦労続き。
入院していた間の内容はノートを写しただけでは全く分からず。
優ちゃんに厳しく教わり、リカちゃん優しく教わり手取り足取り教えてもらった。
休みの日はいっくんの家に勝手に押し掛け、教えて貰って。
やっと、今日!
テストが終わったのだ。
「まおー、この後ヒマ?
リカと一緒にお昼食べに行こうと思うんだけど…… 行かない?」
「ごめん、午後から耳鼻科行かなきゃいけないから今日はパス。
また誘ってね」
「そっか、じゃあ気をつけて!
聴力が下がっていたとしても落ち込まないようにね」
「それは、無いからっ」
「バイバイ、まおちゃん」
――― キーンコーンカーンコーン。
「終わったー」
これで、全科目終わったー。
やっと自由だ!
テストがやっと、終わり今日は午前中で終わり。
テスト勉強は…… そりゃもう苦労続き。
入院していた間の内容はノートを写しただけでは全く分からず。
優ちゃんに厳しく教わり、リカちゃん優しく教わり手取り足取り教えてもらった。
休みの日はいっくんの家に勝手に押し掛け、教えて貰って。
やっと、今日!
テストが終わったのだ。
「まおー、この後ヒマ?
リカと一緒にお昼食べに行こうと思うんだけど…… 行かない?」
「ごめん、午後から耳鼻科行かなきゃいけないから今日はパス。
また誘ってね」
「そっか、じゃあ気をつけて!
聴力が下がっていたとしても落ち込まないようにね」
「それは、無いからっ」
「バイバイ、まおちゃん」