――― 翌日。
「まおー、元気にしている?」
「おー、今日も元気だぞー」
ママがお見舞いに来た。
こうして欠かさず毎日ママはお見舞いに来てくれる。
洗濯物とかあるからなんだろうけどね。
「そう言えば……今日は遅かったね」
どうしたのかな?
いつもだったら5時過ぎには病院に来てあたしの夕ご飯が運ばれてきたら帰るのに……
今日はもうそろそろ運ばれてきちゃうよ?
「はい、これ」
「………何、これ」
ママがカバンからやけに厚くなっている、封筒をくれた。
ちょっと、パタパタあたしの下敷きで扇がないでこの封筒は何か教えてよ。
水玉模様の女の子が好みそうな封筒。
手紙……
にしてはちょっと量が多すぎる。
本当に何なのこれ。
「それね、さっき樹くんが学校帰りに家に寄って“まおに渡して下さい”って言って預かってきたの。
……… なんだろうね、それ」
「まおー、元気にしている?」
「おー、今日も元気だぞー」
ママがお見舞いに来た。
こうして欠かさず毎日ママはお見舞いに来てくれる。
洗濯物とかあるからなんだろうけどね。
「そう言えば……今日は遅かったね」
どうしたのかな?
いつもだったら5時過ぎには病院に来てあたしの夕ご飯が運ばれてきたら帰るのに……
今日はもうそろそろ運ばれてきちゃうよ?
「はい、これ」
「………何、これ」
ママがカバンからやけに厚くなっている、封筒をくれた。
ちょっと、パタパタあたしの下敷きで扇がないでこの封筒は何か教えてよ。
水玉模様の女の子が好みそうな封筒。
手紙……
にしてはちょっと量が多すぎる。
本当に何なのこれ。
「それね、さっき樹くんが学校帰りに家に寄って“まおに渡して下さい”って言って預かってきたの。
……… なんだろうね、それ」