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pipipipurr...がちゃ
『なに―』
「迎えに来て―」
『わかった―』
がちゃ
…会話終了
習字教室から
我が家へ帰るために
おかんに電話をかけた
4秒くらいの会話
でも
伝わってる
「せんせ―雨凄いなあ」
『そうね―不審者もでたんやって?』
「そーみたいですわ―」
習字してるとき
習字教室にいてる時
習字の友達と
話してる時
先生と話してるとき
落ち着く
~pupu
軽いクラクションが
雨の中響き渡る
都会やったらなんて迷惑な奴なんやろ
でも此所は田舎やから
「さようなら」
玄関から向こうの
道路までの距離
約10m
なるべく雨に濡れないように後ろのドアから入る
そこから
靴を無造作に脱ぎ捨て
助手席へうつる
―刻一刻彼の存在をしる時間が迫っていた―
向いのかどから
黒い車が出て来た
もしあのころの私が
今の私だったら
彼の顔を
ジックリそれこそ
不審者のように直視していただろう
『ここぐらい通れるやろ―』おかんが愚痴を吐いた
相手がクラクションを
ならし
てを振っている
『あっ』
―彼を知る瞬間がやってきた―
わたしは
彼の事を知った時
なんか不思議な
気持ちに包まれた
彼とは何かのつながりを
感じた
何となく…
とかじゃなく
確信的に
繋がりを感じた
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
pipipipurr...がちゃ
『なに―』
「迎えに来て―」
『わかった―』
がちゃ
…会話終了
習字教室から
我が家へ帰るために
おかんに電話をかけた
4秒くらいの会話
でも
伝わってる
「せんせ―雨凄いなあ」
『そうね―不審者もでたんやって?』
「そーみたいですわ―」
習字してるとき
習字教室にいてる時
習字の友達と
話してる時
先生と話してるとき
落ち着く
~pupu
軽いクラクションが
雨の中響き渡る
都会やったらなんて迷惑な奴なんやろ
でも此所は田舎やから
「さようなら」
玄関から向こうの
道路までの距離
約10m
なるべく雨に濡れないように後ろのドアから入る
そこから
靴を無造作に脱ぎ捨て
助手席へうつる
―刻一刻彼の存在をしる時間が迫っていた―
向いのかどから
黒い車が出て来た
もしあのころの私が
今の私だったら
彼の顔を
ジックリそれこそ
不審者のように直視していただろう
『ここぐらい通れるやろ―』おかんが愚痴を吐いた
相手がクラクションを
ならし
てを振っている
『あっ』
―彼を知る瞬間がやってきた―
わたしは
彼の事を知った時
なんか不思議な
気持ちに包まれた
彼とは何かのつながりを
感じた
何となく…
とかじゃなく
確信的に
繋がりを感じた
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