「佑輔…俺さ…初めて本気
で惚れた女と一緒になる事
が出来た…。
今は子供も二人も授かる事
が出来て俺スゲェ幸せなんだ。
惚気てんじゃねぇよ…って
お前に怒られそうだけど…(笑)
色んな事があって俺は果凜を
失った時期があったから余計に
大切に思うんだ。」


静まり返った中で俺は果凜を
呼び寄せ果凜の手を握り再び
佑輔に話し掛けた。


「佑輔…俺…果凜を一生
大切にするから…。
結婚式で神様に誓ったけど
俺はお前にも誓うよ。
そしたらお前は俺達をずっ
と見守ってくれるだろ?
俺は何か約束事を作る事でお前
とはずっと繋がりを持っていた
いんだ…佑輔.今度こそ絶対に
約束守るから…。
ちゃんと見守っていてくれよな。」


果凜が俺の手をギユッと
握り締めてくる。


果凜の手の温もり…永遠に
感じていたい…。


ただずっと傍に居てくれる
だけでいいんだ…。


力強く握り返すとそこには
俺が一番大好きな果凜の笑顔。


俺は何度.生まれ変わったと
しても果凜を探し出して何度も
何度も果凜に恋をするだろう…。


最初で最後の想い…。


俺が果凜以上に愛せる女なんて
この世にいない。