最近の俺は死まで
考える様になっていた。


こんな身体なら死んで
しまった方がマシだ…。


動かない身体と将来の見えない
不安に押し潰されそうになる。


-コンコン-


「岳…入るわよ…。」


チッ…また母さんだ。


毎日.俺の様子を見に用事も無いのに入って来る。


「何だよ…何か用かよ!!」


「岳…毎日こんな生活を
続けてどうするの?
部屋にばっかり居ないで
少しは外に出てみたら?」


「うるせぇな!!外に出ろ?
こんな身体で出てみろ.みんなが
俺を哀れむ様な顔で見るんだぞ!!
そんな俺を見て面白いのか!!
もう俺.本当に死にてぇよ!!」



「岳…私はあんたの母親なのよ!!
どこの国に自分の子供を
さらし者にする親が居るの!?」


いつもは俺が怒鳴ると
逃げるように部屋を出て
行く母さんが今日は俺に
向かって声を荒げている。


「……。出て行けよ。」


いつもと違う母さんの
様子に俺は戸惑う。


「岳…そんなに死にたいなら
一人で死のうなんて思わないで。
岳が本当にそうしたいのなら
お母さんも一緒に死ぬわ…。」


「えっ…。」


母さんの顔を見ると俺を
真っ直ぐに見つめている。


本気だ…。