「陸.お前…こんな真夜中に俺を
こんな所に呼び出すなよな。
で?俺が星野に何をしたって?」


「テメェが1番よく分かってるからわざわざ此処まで来たんだろうが!!」


落ち着け…。


陸が知っているはずは無いんだ。


「…何の事かわからないね。」


「運転してた奴…此処に連れて
来てもいいんだぞ!!お前が果凜を
襲ったんだろうが!!」


「………!!」


どうして…知ってるんだよ!?


「ど.どうしてお前がそんな
事.知ってるんだよ!!
アイツに会って話したのか!?
クソッ…金まで払ったのに!!」


「テメェ…最低だな。
そんなに俺が憎いかよ…?
俺が憎くて.なんで…なんで
果凜にそんな事したんだよ!!」


バレてしまったんじゃ…
仕方無いか。


コイツがいくらバカでも自分の
兄貴を警察に突き出す程バカじゃ
無いだろう…。


なんで星野を襲ったかって…?


それはお前が1番苦しむ
方法だったからだよ…。(笑)


俺がそう言うと陸は
俺に聞いてきた。


「お前は…果凜の事が好きで
付き合ってたんじゃないのか?」


俺は笑ってしまった。


連れて歩く事を考えて
星野を選んだのは事実だ。


星野は美人だしな。(笑)