俺が大好きな果懍の笑った顔…。


俺が初めて本気で惚れた女。


果懍…今でも俺はお前に
惚れている。


この先もずっと俺の気持ちは
変わらない。


お前と過ごした日々を俺は
一生忘れる事は無いだろう…。


果懍…お前には俺と出会った事で
辛い思いをさせてしまったよな。


ごめんな…。


でも…俺はお前と出会えて
良かった。


こんなにも人を好きに
なれる事をお前と出会って
初めて知ったんだ。


果懍…お前に対する俺の
想いは永遠なんだよ。


また浮かぶ果懍の笑顔…。


俺はその笑顔に包まれながら
眠りについた。



「陸君…ギユッってして…。」


俺は果懍を抱き締める。


「果懍.お前の口癖.自分で分かってる?」


「口癖?…そんなの無いよ。」


「やっぱり分かってねぇんだな。(笑)」


「何.何!? 分かんないよ!!」


「…陸君.ギユッってして…。(笑)」


「あっ…。でもそれは陸君
だけに使う口癖だよ。」


「当たり前の事言ってんじ
ゃねぇよ。
俺.以外の男に絶対に言う
んじゃねぇぞ。」


「うん。言わないよ。」


俺は夢を見ていた…。


夢の中で感じた果懍の
温もり。


ずっと忘れない…。