「んじゃ、よろしく♪ 健、めぐ襲うなよ〜?」 「あはは。まだ大丈夫だよ。」 ま…まだって何!? 「ちょっと!美香〜!高橋くーん!」 私の声は夕焼け空に消えていった。 「めぐ、怒ってんの?」 「別に。怒ってないよ?」 さっきから何も話さない私に三橋くんが上目遣いで聞く。 この顔、可愛すぎるよ。 自分でわかってるのかな? わかってたら…かなり計算よね。