オリエンテーションが始まるなり三橋くんはいきなり爆睡。


遅刻に爆睡てどうなのよ…
なんて考えている横で聞こえてくる静かな寝息。


チラッと顔を見ると
ほんとに小学生みたいな可愛い寝顔。


「可愛い…」


なんて思わず呟いてしまうと
三橋くんはいきなり目を覚ました。


まだはっきりしない虚ろな目で私を見る。


―うそ!やばいっ!


て、目を反らそうとすると