もちろん、そんなド派手な登場にみんなはクスクス笑う。


「お前は小学生か!」
なんて先生につっこまれながら
三橋くんは私の隣に腰を下ろした。


走ってきたせいで、少し息を切らしている。


そしてほんのり甘い香水の匂いがした。
今もその匂いは何故か印象的で
覚えてる。