「Duck and Swan」




3階までの階段を一気に駆け上がり、
廊下の曲がり角を曲がった瞬間、
右肩に誰かがぶつかった。


「すっ、すいませんっ!」


俺はとっさに謝った。


見るとそこには――。




とっても美人な女の子が、
しりもちをついていた。