「今日のお嬢様は一際
輝かしかったですね」



紅茶を入れながら
エノクが言った


「今度来たら、エノク、
お礼を送って頂戴」



お礼とはハンズの家に投げた小さい筒のアレだ


「しかしお嬢様
あれは少々値が張るのでございます

しかも使った後の証拠隠滅代金やら
政府からの説教書が届いて大変なんですよ」




「そんなの関係ないわ
私が言ってるのよ」




そんなカノンの様子を見ながら
エノクは思った








このごろ見るたびに
お嬢様が強くなっている気がする・・・
このままじゃ一国破壊しかねませんね