「そんなにおっしゃるなら
私がお嬢様の服を脱がして
着替えさせて
無理やり行かせることもできるんですよ」



変態執事が・・・
仕方ない
帰ったら暴れてやろう




私が着替えて下におりると
朝食ができていた




「・・・・・」





無言の朝食
こんなのは慣れているのだが
学校に行く日は憂鬱だ





「もういらない」





いつもより多く残した
これが執事への小さな抵抗だったりする
しかしエノクはそんなことおかまいなしのように




「かしこまりました」




と言って、皿を下げた





それからエノクが用意した
きれいに磨かれた高級車に乗って
学校に行った