「奈留…この4月から高校生ね。」 「まぁね…」 「奈留なんかが高校に入れたなんて奇跡だわ…」 ドンッ 憎たらしい弟に一発蹴りを入れてお母さんの顔色を伺った。 なんとゆうか…呆れてる感じ? 「奈留……あなたの行く学校はどんな学校なのか分かってるの?」 「楽しい学校?」 ………。 あたし以外の3人が引いたのは言うまでもない。 .