次の日の夜―


メルーシェはいつもの時間より 少し 早めに出た

(今日はお別れだけど、絶対に泣かないわ
だって そうしないと
コルヌが気持ちのいい 出発が出来ないもの…)
そう自分に言い聞かせ名ながら

メルーシェはいつもの場所へ、向かった…。


「おーい コルヌー。」
出来るだけ 明るく
呼び掛けた

しかし 返事がない…

「コルヌ?」

しかし 応答はなかった
「コルヌ もしかして 行っちゃったの!?」


「コルヌ―!コルヌ―!!コルヌ―!!!」

目から 熱い液体が溢れ出て、顔を ぐしゃぐしゃにしていく


ふと 頭に冷たいものが のっかった…