「へぇ~、それが桃と紅の出会いだったんだ」
「う、うん。それで紅の家で雇われているって分かって‥‥」
「吃驚するねぇ。先輩は知らなかったの?桃が自分の家に雇われてるって」
「ああ、全く知らなかった」

あの後、2人で教会を出て紅の自宅に向かった。
あの時の私は、また今日も血を与えて終わるんだと思っていた。



でも‥‥