キーンコーンカーンコーン



チャイムがなり、授業が始まった。





やっぱり集中できない。


私は、ペン回ししながら一弥の事を見ていた。




ガシャンッ!!



や・・・・やべッッ!


恋歌はシャーペンを落としてしまった。


先生「シャーペン落としたのは誰だ!!!ペン回ししてたのか?!」


ザワザワザワ...


生徒達が、ざわめきはじめた。


どうしよう・・・

恋歌「あ・・あたしで・・・」

恋歌がいいかけた。

一弥「先生!!ごめん!俺、シャーペン落としたみたい。まじですんません★」


か・・・一弥?


一弥はそう言って、私の方を向き、私のシャーペンを握りしめ、シャーペンにキスをした。

その行動は、私にはよくわからなかったけれど少しドキドキした。


キーンコーンカーンコーンキーンコーンカーンコーン


チャイムがなった。


授業なんてあっという間にすぎた。




そして、気付いたらもう放課後だった。