アルク「ギアに銅鑼をくっつけて『ギアドラ』まさかの、22世紀のロボット使用に思わせる、魅惑の一品。」


海人「どこが?」


アルク「ドラが」


海人「意味が分からんわ!ほんまに、お前まともにこのゲームやる気あるんか!?」


アルク「大丈夫だって、次こそは真面目に作ったギアだから。」



海人「真面目に作ったギアって、ゲームの話やろ?まぁええけど・・・それで、次は?」


アルク「これぞ、最強!題して『茶運び人形』!」


海人「ギアやないやろ!茶持ってくるだけやないか!?」


アルク「まぁまぁ、ギア・ドール。直訳すると?」


海人「歯車人形・・・ってまさか?」


アルク「そう!これは、江戸時代の和時計作成の一人者、斉藤さんが作り出した、本格的なカラクリ人形なのです!」


海人「ギア・関係ねぇ~!」


アルク「誰が見ても、歯車人形だろ!」


海人「お茶持ってくるだけの機械で、どう戦争するねん!」



アルク「お茶、美味しいんだぞ!」


海人「だから、なんやぁああ!!」



アルク「んじゃ、これ、歯車を削りだして、作り出した100分の1スケール『皐月』凄くない?」



海人「凄いけど、歯車削った時点で、歯車やないやろ?」



アルク「ギア・ドールだ!」



海人「どこが!?・・・はぁ、もうダメやないか?やめさせてもらうわ。」