「ねぇミリアリア」


「なあに?」


「ツッコミにはキネでいいの?」


「キネはダメ!」


「痛く、しないから」


「そういう問題でもないわ」


「痛いほうがいい?」


「根本が違うと言いたいの!!」


「赤く、鮮やか、それは」


「だからそれはもう」


「キネで殴られ薔薇のように血塗られたミリアリア」


「さっ、殺意があるわね? アナタ、さっきからキネとかこねるとか、殺意があるわね!?」


「ミルク出ないから」


「動機はそこから!? 」


「……ああ、そうか。そうなんだ」


「急になにを理解したのかしら、ミリアリア?」


「ミリアリアのたとえが下手くそなせい」


「わ、私!? 私になるの!?」


「だからお餅は関係なかった!!」


「全然話が進まない! もういいもういいもういいわ」

0&8
「ありがとうございましたー」