野いちごM-1グランプリ!


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「白く、儚く、それは百合のように――」

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「赤く、鮮やか、それは薔薇のように――」

手を取り寄り添って――

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「「二人合わせて、紅白娘々ですー」」





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「決まったわね、ミリアリア!」

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「そういうもの?」

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「ええ。私もアナタもそれはそれはかわいらしい乙女。その私達が手を取り合い、頬を寄り添わせて名乗りをあげた。敵うものはいないでしょう?」

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「……」

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「わかっていない顔ね」

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「なにかにたとえてもらえると、わかるかもしれない」

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「そうね、たとえたとえ……あ、最高級の茶葉で濃い目に入れた紅茶に、濃厚なミルクを注いだミルクティーは?」

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「最高」

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「その通りその通り、まさに今の私とミリアリアは、その最高だったのよ?」

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「……どちらが茶葉でどちらがミルク?」

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「色で言えば私がミルクかしら?」

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「え……」

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「あら? ミリアリアはミルクのほうがよかったかしら?」

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「そうじゃない。ただ、ミリアリア、ミルク、出るの?」

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「……あえて回答はしないことにするわ」