メグ「どうかした?」


修内太「パクリじゃねぇか!オマケに、凄い世代感じるよ!めちゃくちゃ感じるよ!絶対、お客さん分からないよ。」


メグ「スケバンは私の青春よ!」


修内太「聞いたよ!だから、ナンだよ!」


メグ「さぁ?」


修内太「考えてなかったのかよ!そこで、なんか考えておけよ!」


メグ「細かいことは気にしないの。ってことで、紙芝居『魔女っ娘メグたん』はじまり~はじまり~」


修内太「あ~あ、始まっちゃったよ。」


メグ「魔法使いメグちゃんは、ある大きな悩みを抱えていました。それは、クラスメイトで、いつも私にちょっかい出してくる、宮川くんという男子のことです。」


修内太「あ、俺だ。」


メグ「メグちゃんは、宮川くんにちょっかいを出されるたびに思いました。『あ~あ、デスノートが欲しいな』」


修内太「待って!メグ、そんなこと思ってたの!?俺のこと、殺したかったの!」


メグ「しかし、デスノートはいつまでたっても、メグちゃんのところには落ちてきません。」


修内太「しかも、流すの!そこに対しての、弁解一切なし!?」


メグ「美しい美しいメグちゃんはお月様にお祈りしました。」


修内太「月に祈るほど、俺のこと嫌いなの?なんか物凄い、俺いたたまれないんだけど、今。」


メグ「世界中の人が幸せになりますように。ただし、宮川以外。」


修内太「酷い!なんか、凄い酷い!しかも、さっきと物語の脈絡が一切ない!」


メグ「お月様は、彼女に言いました。その願い聞きいれよう。これからお前は正義の魔法使い、魔女っ娘メグたんとして、活躍するのだ。」


修内太「あ~あ、お月様聞き入れちゃったよ。俺以外の人間を幸せにすること聞き入れちゃったよ。」