≪パート2≫

「「はじめてましてぇ。コンビ名『代理人』と申します」」


「『凪』からやってきました。主役のナギです」
「ナギちゃんに呼ばれてやってきました。『哀しきこと…』の主役の紘伽(ヒロカ)です」

「「よろしくお願いします」」

「ねぇ、ねぇ。ナギさん?」

「何でしょう。紘伽ちゃん?」

「なんで私たちが『代理人』なんですかね?」


「そりゃ、作者そのものの気持ちを代弁しているのが私たちだからでしょ?」


「なんで、私たちが選ばれたのでしょうね?」


「えっ?なんでってヒロカちゃん……それは……」

「わかった!作者って引っ込み自案なんでしょ!だから、言いたい事を私たちに言わせてる!そうなんですね♪」


「………紘伽ちゃん、そんなハッキリと言わなくても………」


「ナギさんは、先に生まれたのですよね?」


「まぁ、あなたより数年だけどね……」


「なんで、哀しきことが『凪』に入らなかったのでしょう?」


「いや、そしたら紘伽ちゃんたちが生まれないことになっちゃうんだよ……」


「ナギさんはどう思います?環境問題……」


「えっと、私の答えはスルーですか?」


「まぁ、私としたらですね。この世界に生きる人間全てがマナーを守ってですね………」


「はい、はい。言わんとしていることはわかりますよ……」


「ですからね、ナギさん。他人の痛みを自分のもののように取れればですね、犯罪とか迷惑行為とかしなくなる訳でして……」


「えっ?まだやってたの?」


「ですから、大悟のしていることは………」


「段々、読んでいない方々には厳しい内容になりつつあるようですので……ここいらへんで」



「えー終わりですかぁ~ナギさ~~ん」


「はい御開きです。ということで」


「「どーもありがとうございましたぁ」」