清水「馬鹿にしてます?」


紫馬「まさかっ。
仕方ないのよ、俺。最近、色々と抗争ごと多いでしょ?
先週もまや……」


 明らかに麻薬と言いだしそうな紫馬を押し退け、清水がマイクを掴む。


清水「マヤ……マヨネーズ、お好きですよね、紫馬さんって」


紫馬「マヨネーズ?まあ、人並み程度には」


清水「マヨネーズのお風呂に入りたいとか思うじゃないですか」


 眉間に皺を寄せ、奇怪なものを眺める目を清水に向ける紫馬。


紫馬「いや。風呂ならやっぱり薔薇風呂でしょう?
もちろん、薔薇なんかよりずっと匂いたつ美女に興味津々なんだけど」


清水「いい加減、美女の話題は止めません?絶対放送コードに引っ掛かりますよ」


紫馬「じゃあコードレスにすればいいじゃない」


清水「いや、放送コードにレスはないんです。私の言ってること、わかってます?」


紫馬「生憎さっぱり」


清水「もういいです。プリンセスには私から詫びておきますから、帰りましょう」


紫馬「え〜?もう帰るの〜?」


清水「でないと、この番組を見た刑事がアナタを捕まえに来ますよ」