しい「供場しいです。」


町子「寺田町子や。」


しい&町子「桃色スペシャルです。よろしくお願いします。」


町子「いうても、しいちゃん、東の人間やろ?漫才できるんか?」


しい「私だって、天才と呼ばれている、部類の人間よ。漫才ぐらいこなして見せるわ。」


町子「ほな、私がボケるで、しいちゃんつっこんでや。」


しい「まかしておいて。」


町子「それは、赤い腹のように・・・」


しい「広島カープか!」


町子「なんで!?」


しい「違った?」


町子「ちがうわ!どこから、広島カープが出た!?」


しい「赤い=広島カープじゃないの?」


町子「違うやろ!いや、あながち違くもないんか?微妙なところ突っつくな・・・今のは、パクリやん!しかも、腹ってなんや?とか、つっこまな、あかんところじゃないの?」



しい「そうだったの?難しいな。」


町子「まぁ、最初やし、仕方ないな。もう一度いくで。今度はしっかりつっこんでや。」


しい「まかしておいて。」



町子「え~この前ですね」


しい「なんでやねん!」


町子「はやいわ!」


しい「ほえ?」



町子「早い!っていうか、ベタベタやな、自分。」


しい「え?そう?ばっちりとか思ったんだけど。」


町子「しかも、今ので、ばっちりだと思ったのか?」