こんなにたくさん言葉を交わしたのは初めてだ。 避ける理由も嫌う理由も本当は何一つないのだと、今頃になって気が付いた。 「……でも……」 唇から漏れた言葉は震えていた。 高い天井を見上げながら、モモはなぜか涙ぐんでいた。