甘〜いキスで陵弥に押し倒されそうになったけど、寸前で逃れた……
ちょっとムスとした陵弥。
そこへ。
【ピンポーン】
インターフォンが鳴って。
買い出しの袋を下げた沙織と卓君が来た。
「なぁーんだ…普通じゃん」
って沙織。
「もっと焦ってるかと思ったのになぁ」
って卓君。
…は?…何?……
勘のいい陵弥は、何となくわかった風で頭をポリポリ掻きながら。
「ばーか!」って言ってる。
すると沙織が。
「アンタらが2人きりだと…イチャついて、もしかして…って言ってたの」
って、笑いを堪えてるし。
な、何て事想像してんのよ!!
確かに寸前までしたけと…
真っ赤になった私を、からかう様にみんな笑い出した。
陵弥まで……
そもそも陵弥が悪いんじゃん!!
っとに……