今日はクリスマスパーティー。



朝から陵弥の部屋の飾り付けをした。



昼には沙織と卓君が買い出しして来るはず。




「陵弥ーダラダラしないで早くしてよ!」



「飾り付けなんて面倒くせぇし、それより…」




「キャッ」



抱き付いてくるし。



……んっ……




陵弥の甘いキスに飾り付けなんか全然はかどらなくて……



陵弥の手が私の胸にタッチ。




ドンッ



「…ぃってぇ…」

私に突き飛ばされた陵弥が尻餅を着いた。




「っとに…もぅッ!どこ触ってんの!?」



「いいじゃん。アイツらまだ来ねぇし…」




そう言ってまたキス…




…チュッ…

私と陵弥の顔の間に雑誌を挟んでやったし。





雑誌をそーっと抜き、ムスとする陵弥にベーッと舌を出した。




「私1人でやるからいいよーだ」




朝からベタベタしたがる陵弥。




いつもはこんなキャラじゃない癖に……



スネながらもベターとくっついて飾り付け。






まぁ…こんな陵弥もキライじゃない……