ちょっと休むか‥ そう思い そこいらの芝生に 寝転んだ、その時――‥ 「き‥やああぁ!」 甲高い女の声と共に ――ドサドサッ 激しい物音と 全身に鈍い痛みが。 「い、ってぇ‥‥」 何が起こったのか いまいち状況が掴めない。 一番に出てきた言葉は コレだった。 「ぅ‥?」 すると腹の辺りから 聞き覚えのない 間抜けな声が。 なんで俺‥ 女に跨れてんだ?