「どったの、伊澄ちゃん」
顔をあげると、保健室の椅子にりょうが座っていた。
(…いたんだ)
「…ごめん、気がつかなかった」
とっさの言い訳が思いつかず、何か謝ってしまった。
「…いや、それはいいけど…」
「…調子よくなった?」
伊澄はさりげなく話題をそらした。
「うん、この間は迷惑かけたから、クッキー作ってきた♪」
そう言ってりょうはポケットから取り出したピンクの可愛いらしい包みを机の上に置いた。
「え?!そんな…」
まさかりょうがそこまでしていたと思っていなかった伊澄は驚いた。
「意外っしょ?!りょうね、結構料理とお菓子とか作れんだょ~♪」
「へぇ…すごい」
「食べて、食べて!」
りょうは体を揺らして急かした。
「…何だかもったいない気もするけど、いただきます」
慎重にピンクの包みを開けて、中のクッキーを1つつまんで、口に入れた。
「どうっ?!」
「……おいしい」
伊澄はりょう微笑んだ。お世辞ではなく、本当にりょうのクッキーはおいしかった。
「やった★」
りょうはガッツポーズをした。
顔をあげると、保健室の椅子にりょうが座っていた。
(…いたんだ)
「…ごめん、気がつかなかった」
とっさの言い訳が思いつかず、何か謝ってしまった。
「…いや、それはいいけど…」
「…調子よくなった?」
伊澄はさりげなく話題をそらした。
「うん、この間は迷惑かけたから、クッキー作ってきた♪」
そう言ってりょうはポケットから取り出したピンクの可愛いらしい包みを机の上に置いた。
「え?!そんな…」
まさかりょうがそこまでしていたと思っていなかった伊澄は驚いた。
「意外っしょ?!りょうね、結構料理とお菓子とか作れんだょ~♪」
「へぇ…すごい」
「食べて、食べて!」
りょうは体を揺らして急かした。
「…何だかもったいない気もするけど、いただきます」
慎重にピンクの包みを開けて、中のクッキーを1つつまんで、口に入れた。
「どうっ?!」
「……おいしい」
伊澄はりょう微笑んだ。お世辞ではなく、本当にりょうのクッキーはおいしかった。
「やった★」
りょうはガッツポーズをした。


