「怜ちゃん、中学の時そんなことが…。」
俺は保健の佐々木先生に怜の『過去』を話した。
「よほど思い出したのが辛かったようです。たぶん今の今まで、心の奥にしまい込んでいたのでしょう…。」
「怜…。」
怜の記憶はきれいに消えた、はずだった…。こんなことで思い出してしまうなんて…。
それだけ『イジメ』が怖いんだろうな…。
「ん…う~。」
「怜ちゃん!?」
目を…目を覚ました…!
「怜!大丈夫か!?」
「泉?大じょ…ッッッ痛っ!!!!!」
「怜!!!!!」
「あいつ等が…。」
すべて思い出してたのか…。
亜湖のことも、あいつ等のことも…。
「怜…。この学校にはあいつ等もいない。亜湖も。だから…だから心配しなくていい。必ず俺が守る。」
「泉…。あんがと♪」
怜は俺が守る。絶対に…。

