「―――はい。なんとか一命は取り留めましたが、まだ意識が戻りません…。」
「はぁ…。分かりました…。」
泉…。ごめん…。ウチのせいで…。
「病室はこちらになります。」
ウチは泉の病室に案内された。
「…。」
返事する元気もナイ…。
ガラッッ
「泉!!!!!」
呼びかけても、返事はナイ…。
「頭を強く打ったようです。脳に異常はありませんが…。」
「泉…。」
泉は、屋上から落ちたウチを、ためらいもなく助けてくれた…。
なのに…
なのにウチは無事助かって、泉は意識不明になっちゃった…。
ウチのせいだ…。
ウチがあんなヘマしなければ…。
ごめんね、泉…。
ショックでショックで…
ウチはこの時気を失って、倒れてしまった。
その後目覚めたが、『イジメ』の記憶は1つも残っていなかった…。

