次の日、あたしは学校に向かっていた。

ギロッ

何かがあたしを睨んでいるのを感じた。

「気のせい気のせいっ」

「気のせいじゃないよ」

ビクッ

「空耳空耳っ」

ギロッ

ゾクッ

「だ、誰?」

「さぁ、誰でしょう」

ギロッ

「や、やめてよ」

「黙れ。奏太と東がいるのに―…」

ズキッ

「あなた、omenannkasinebaii.****-****@docomo.ne.jpの―…」

「そうよ」

やっぱり。

「あたしを殺めたいの?」

「いますぐギロチン(首切り台)に立たせてあげたい」

ゾクッ