『やろ~!!後少しだよね!!』 いや…… まだまだ何だけど、 「だね……」 圭太も半分も減ってない紙の山を見ながら苦笑いをした。 『はぁ~眠い~』 「今再開したばっかだろ?」 『はぃ~!!』 一枚一枚違うプリントを重ねて止める。 それの繰り返し 何十回やったことだろうか……… やっと全ての冊子が完成した頃には さっきまで青かった空がもうオレンジ色に染まっていて 校庭には部活の声が響いていた。 『あ~あ~夕方だぁークレープが・・・・』