プロフィビション




「遥斗!菜摘!」




なーんて、驚いてる陽呂。沙絵もびっくりしてる。棗は…普通?他のみんなは驚きすぎ!(笑)






「……陽呂、お前、あとで覚えとけよ。」


と、すごい勢いで陽呂を睨む遥斗。


「…遥斗、怖い。」



ってびびってる陽呂。かなり笑える。



「…だから言っただろ。」

って、棗はため息つきながら言った。





「菜摘ー!」


『あ、沙絵!久しぶり!』

「久しぶり!じゃないでしょ。なにあんたら出てきてんの??ここにいる奴ら、みんな二人のこと狙ってんだよ!?!?」




一おっしゃる通りです。




クラスの女子達の目がみんな、遥斗に。


…獲物を狙う目だ。





−一方、遥斗は…


*遥斗*


陽呂の奴、許さねー!



…その時、沙絵が菜摘を呼んだ。




"ここにいる奴ら、みんな二人のこと狙ってんだよ!?!?"





一言った通りだな。




クラスメイトの男子はみんな、菜摘を見てる。


…獲物を狙う目だな。






『遥斗、どうしよう!』


「…逃げるしかねーだろ。」



…もうここは、逃げるしか道はない。