【短編】私のcoolな彼氏[続2編追加]

「弥生を好きだけど。」


「嘘だ。じゃあ、なんで.....」


なんか涙がでてきた。


見られたくなくて下を向いた。


先輩は、右手で私の顔を上に向かせて、左手で涙を拭った。


「弥生が好きだよ。」


「だって...」


「本気で人を好きになったの初めてでさ。どう接していいかわからないんだよ。」


先輩は、照れていた。


「私、嫌われてるんだと思ってた。」


「だったら、つきあわないから....」


先輩は、困っていた。


けど、もう一つ困らせることを言うんだ。


「でも、取っ替え引っ替えだったんでしょ?」


「それは....彼女じゃない。てか、勝手によってくるだけだから。」


やっぱり不安だ。


だって、こんな発言。