「何なの、この女子への飽くなき執念。×××れるまで×××して文字通り××尽きればいいのよ」
「マジで×××引き××って××に××せてやりてぇよ」
「2人して伏せ字になるようなこと言うの止めてくれるか…?」
未だ文句を言うあたしとミケに困ったように対応しながら猿岡に続く大神くん。猿岡は既に女の子達のところに着いている。
「…あれ?」
女の子達4人を見るとギャルっぽくもハデでもない本当にごく普通な感じの子達だった。猿岡の好みで行けばもう少しギャル系なのかと思ってたけど。
同系統の女の子なら少しは絡みやすいだろうとホッとしつつ、女の子達と向かえ合わせに席に座る。席はミケ、猿岡、あたし、大神くんの順。
女の子達は人見知りしないタイプばかりなのか手慣れた様子で自己紹介を始めた。誰もあたしが女だとはまだ気付いていないようだ。
この合コンが終わるまで気は休まらないけどね。
女の子達の自己紹介も終わり次はあたし達の番。一番端のミケからのようで猿岡が“さっさと言え”と急かすようにミケの足を自分の足でつついている(思いっきり踏み返されてるけど)
